ネコノヒー「うな丼」/Menu
今日は土曜の丑の日…スーパーの魚介売り場はうなぎまみれ、テレビのグルメコーナーもうなぎまみれ…、私もうなぎ大好物ですから、食べたいですよ、でも、食べないですよ、お値段が高いですもの…。
そりゃあ、「えい!」って買おうと思えば買えないこともないですよ、でも、それは贅沢というものですよ。お金がちょっとあるからといってそういう贅沢を何度もしていたらあっという間にルンペンですよ。
そんな時は心の中に映画「マルサの女」に登場するホテル経営者の権藤英樹(山崎努)が脱税容疑で家宅捜査されてるときに語って聞かせる名言が頭をよぎります…。
「金貯めようと思ったらね。使わないことだよ。
あんた、今、ポタポタ落ちてくる水の下にコップを置いて、水、貯めてるとするね。
あんた、喉が乾いたからってまだ半分しか貯まらないのに飲んじゃうだろ。これ最悪だね。
なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃダメだよ。
いっぱいになって、溢れて、垂れてくるやつ。
これを舐めて、我慢するの」
というやつ。いわゆる「コップの水理論」。心に染みます。伊丹十三監督の映画はどれも大好きです。「大病人」「スーパーの女」「ミンボーの女」…もっと映画を撮って欲しかった…。
というわけで今日の漫画です。