よるのえ62
最近、アマゾンプライム会員特典の89年のアニメ版「笑ゥせぇるすまん」を流してるんですけど、やっぱり好きです。子供の頃から好き。
アマゾン版は梅沢富美男さんが歌うオープニングソング「孤独の唄」とやけに明るいエンディングソング「ココロの唄」がカットされてるのが悲しいですが…。
こんなにもアルゼンチンタンゴが似合うアニメもないですよ…喪黒福造の時折見せるお茶目な一面も可愛いんです。サウナにまで名刺持ち込んでいてふにゃふにゃになっていたり、顔剃りの苦手な床屋で、わざわざ用意しておいたゴム製の鼻を落として鼻を削いだように見せかけたり…。
でも、なにより大平透さんの声が聞いていて落ち着きます。
私のところにも喪黒福造が来たらどんな話になるだろう…
喪黒福造「ほっほっほ…あなた毎日この時間に、この公園のベンチに座って家族連れを観察していますねぇ」
キューライス「え…あなたは?」
喪黒福造「私の名は喪黒福造、人々の幸せのためにボランティアで活動してるセールスマンでございます」
キューライス「ボランティア…」
喪黒福造「あなた本当はこの公園にいる家族のようにやさしい奥さんやかわいい子供に囲まれて暮らしたいんじゃないですか?」
キューライス「な…いきなり何を…僕はそんな事考えてません!僕は独身で幸せなんです!」
〜キューライスの自宅
キューライス「ふう、原稿が仕上がったぞ…それにしても昼間のおっさんはいったいなんだったんだろう…やさしい奥さんにかわいい子供…か…」
〜回想シーン
…キリがないからここらへんでよしておきます。いったん喪黒福造を拒絶するのも王道パターンですね。で、このあと、喪黒さんのおかげで幸せな家庭を手に入れたけど、「どんなに忙しくても子供を公園に連れていくのをサボってはいけませんよ?」的な約束をさせられて、それを破ってしまうという感じでしょうか。
それにしても喪黒福造ってどんなプライベートを送っているのだろう…意外と神奈川あたりの一軒家で妻子に囲まれて幸せに生活してそう。でもその妻子の顔が喪黒福造と全く同じ…みたいな。
あ、おやすみなさい。