ネコノヒー「おみやげケーキ」/Souvenir cake
もう、腰と肩、右手が痛くて痛くて…辛い…、でも、働かなくては…。仕事があるだけありがたいのだから…。
最近「ゴードン・スミスのニッポン仰天日記」という本を読んだのですがなかなか面白かったです。
明治32年の日本の様子、その匂いまでも感じられて良い。時に辛辣なコメントもずばっとしてて面白い。
「センソージに寄った。神が祈りを届けてくれるようにと、皆ひもを引っ張って鈴を鳴らす、彼らの宗教に関しては訳がわからない」とか
「私の料理人は役立たずだ」とか
「トーキョーの匂いはどんなところでかいだ悪臭より強烈だ」とか
「奇妙な作りの日本式浴槽は茹で卵にされるような気分になる」とか
かと思えば
「日本式の家はトラブルさえなければ快適で住みやすい、庭はさながら宝石のようで、いくつもの大きな踏石、石灯籠、魚のいる池、岩、カエデの木などいろいろなものが集まって、まさに完成されたひとつの芸術品である。ヨーロッパ人ではこんな具合に石一つ満足には置けないだろうし、木一本植えることができないだろう」と絶賛する。
美しい日本女性には大変好意的なのにたいして、ふんどし姿で醜い漁師などは野獣のようにひどく描写してしまう、著者の正直さが憎めない。
ともかく、外国人の目を通してでも明治32年の東京の元旦の様子などが垣間見れて嬉しかった。
当時の写真や絵もついているのが尚良いです。(打首獄門の写真はぎょっとしたけど)
では今日の漫画をどうぞ。