悲熊「栗林さんの家」
happy holiday!
以下「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」のネタバレあり。↓
昨日観た「スカイウォーカーの夜明け」、気になった点はいくつかあったけど私的には大満足の出来栄えでした、ライアン・ジョンソン卿のあの酷い「最後のジェダイ」という名のライトセイバーで貫かれた傷跡をJ・J・エイブラムスのフォースで治癒してもらう、そんな映画だと感じました。
私たちは大人になってしまったけど、心の中の12歳の少年が喜んでこそのスターウォーズだと思うのです、だからこそ、ある程度ベタな展開は必然だと思うんです、やっぱりなヒーローの出自、ドラゴンボール探しみたいな冒険、ついに集まった仲間たち、最強の悪の復活、なんか凄そうな悪パワー、決め台詞と共に立ち向かうヒーロー、自己犠牲。
なんならもっとベタにしてもらってよかったくらい。最後のあのシーン、かつてのマスターたちの声がするけど、いっそ霊体で全員集合して、
メイス「前のようにはいかないぞ議長!」
アナキン「私たちも力を貸すぞ!レイ!」
ヨーダ「久しいのう皇帝」
オビワン「地の利を得たのはこっちだ!」
とかやってもらってもよかったし、あの場面でレイとレンがキスするのであれば「I love you.」「I know.」くらい言って欲しかった。
前作でライトセイバーをあっさりと投げ捨てたルークが、今度はそれをがっしり受け止め「ジェダイの武器には敬意を払え」と言い、「私は間違っていた」とも言う、そして、かつてヨーダがした時と同じ手の形でエックス・ウイングを海底から引き上げる、やっと俺たちのルークが帰って来た!ありがとう!JJ!そうだよ!「最後のジェダイ」あれは素晴らしく間違った映画だよ!
でも、またフォースは汎用性が高まってしまって、ディズニーは今後もスターウォーズを続けていく上で自分で自分の首を絞めてるように思ったよ、まさかフォースに致命傷を治す力、物体転送能力、蘇生能力まであるなんて…。
それにしてもパルパティーンってシリーズ中ずっと弟子とか孫とか他者を取り込もうとするけど…なんなんだろう…寂しがり屋なのかな…。