「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」
いわずとしれたマーベルの人気ヒーローそろい踏みのいわばお祭り的な映画。むずかしいこと考えずに、大迫力のアクションシーンを愉しむ類の映画。特に今回初登場となるアイアンマンの新しいスーツ「ハルクバスター」と超人ハルクの大乱闘はものすごい迫力。私はトニー・スターク好きなので今回も大活躍で満足です。
欲を言えば今回の敵ウルトロンと手下のロボ達のインパクトがもう少し欲しかった。前作に出てきた宙を行く巨大なクジラみたいなチタウリのほうがまだ凄みがあった気がする。なんだかウルトロンは「トランスフォーマー」っぽすぎて…。
そんな「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」で一番好きなシーンは一仕事終えての祝杯の席で、メンバー総出でソーのミョルニル(ソーの力の源である伝説のハンマー。高潔な精神の持ち主しか持ち上げる事は出来ず、ハルクの怪力でも微動だに出来ない)を持ち上げてみようとするシーン。
トニーなんか本気になってアイアンスーツを引っ張り出しちゃうし。
キャプテン・アメリカはちょっとだけミョルニルを動かしちゃって、ソーをハッとさせちゃうし…。強大なパワーの持ち主達がくだらない事に熱中する様が面白かった。
それから、登場人物や設定は増える一方です。「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」などのシリーズを事前に観ておくことが必定となってます。お気をつけて。