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キューライス。

1985年生まれの男。漫画、イラスト、アニメーションなどを描きます。ご質問、ご依頼はこちらのアドレスにどうぞqraisqrais@gmail.com。       キューライス制作の短編アニメーション「すばらしい仕事」公開中https://www.youtube.com/watch?v=tWVb0_DdyrA

「ウサギと行く横浜・八景島日帰りの旅②~コビレゴンドウ男はセイウチに恋をする~」

おでかけ

ショーを見終えると、我々はさっそくアクアミュージアムを順路に従って見て回ることにした。

ふと、入り口に置かれた「八景島シーパラダイス うみおみくじ」のガチャガチャが気になった、イルカを見てテンションが上がっていた私はさっそくやってみることにした。100円。

ガチャポンのカプセルに入っていた紙にはこう書かれていた「今年のあなたはコビレゴンドウのような一年!コビレゴンドウの得意技は豪快なジャンプ。新しいことに挑戦すると飛躍すること間違い無し!」と。

いまいち納得できない自分を宥めつつ、自分という存在がコビレゴンドウであることをしっかり胸に抱いて、この一年を乗り越えようと決意を新たにする。

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ゾーン1、入ってすぐのところにいたのはイワトビペンギン、しかも、何が楽しいのかひたすら自分のお腹をガラスにぐいぐい押し付け続けていた。

普段見ることのできないペンギンの毛並みをウサギと一緒にかぶりつきで凝視した。

魚類の鱗のような光沢があるのかと、妙に感心してしまった。ガラスをぐいぐい押しながら「俺はまだ行ける!もっと行ける!」と張り切っているみたいに見えて、可愛い。

思わず水槽に顔を擦り付けんばかりに凝視してしまった。

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そのお隣のアラスカラッコは丁度食事の時間で、飼育員のお姉さんから手渡された剥き身の餌をパクついている。

野生なら硬い貝殻を割らなくては餌にありつけないが、ここはシーパラダイス、うみの楽園、そんな手間は掛けずに可愛いお姉さんからそのままで食べられる状態の餌をお腹いっぱいもらえるのだ。

水槽の下の方を見ると、食べ残しのゲソがたくさん落ちていた。「堕落した怠惰なラッコ野郎だな」とウサギが毒を吐いていたが、餌をもらったらいちいち回転する様は可愛らしかった。

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ゾーン2「氷の海の人気者」に歩を進める、ホッキョクグマのコーナーには残念ながら何も居ないようだった、お休みしているのだろうか。

しかし、落胆したのも束の間、今回の水族館めぐりで私がもっとも感銘を受けた出会いが待ち受けていた。

それはセイウチ。薄く緑の靄のかかった水槽を二頭のセイウチが巨体をうねらせて泳ぐ様は圧巻。その非現実的な光景は何時間見ていても飽きないような気がした。

でっかい牙の生えた、でっかい生き物が音も立てずに泳いでいる。感激。

オスのセイタくんとメスのウチくんに出会えてほんとうに良かった。

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つづく