大河あるある〜その1〜
一年という長きに渡って武将なり姫なりの人生を追体験し、様々な出会いや別れ、運命のいたずらなどに一喜一憂する長寿番組。
幼い頃から老人になるまでの様子を1年もかけて追うためか、さながら自分の子や孫を見守っているような気持になる。年々豪華になっている気がするオープニング映像も、その音楽と相まって楽しい。
今回はそんな大河ドラマでよくあるシーンを抜き出してみました。名付けて「大河あるある」である。
・とにかく文を書く&読む
時代劇である以上当たり前なのだが、大河でも欠かせないシーン。手紙は歴史研究の観点からも大変重要な様で、有名武将の手紙などはその人柄を感じられて嬉しい。
大河とは関係ないが、私が特に好きなのが、夫である秀吉の浮気癖に腹を立てたおねをなだめる信長の手紙です。大まかに言うと「前に会った時よりますます美しくなられた。お前のように美しい妻を持ちながら藤吉郎は文句を言っているようだが言語道断である、お前のような美しい女性があのハゲネズミ(秀吉)のような男が二度と女房にできるものか、どうしようもない奴だけどどうか夫を立ててやって欲しい。この手紙は秀吉にも見せるように」といった内容。冷酷な信長のイメージと違った温かみのある文なのです。
・ヒロインは幼少時おてんば
活発で信念を曲げない女性像が大河ヒロインの理想イメージなのか、それゆえ子供時代はやんちゃでおてんば、乳母を困らせてばかりいる印象だ。
・家族との別れ
あるときは病、あるときは政略によって引き裂かれる親子。今よりも「家」という概念が強かった時代、親子の情愛も深かったのだろうか…。それとも持ち駒として…。
つづく
堺雅人出演 大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集 DVD全7枚セット【NHKスクエア限定商品】
- 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
- 発売日: 2014
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る