海の菩薩
去年の暮れのことですが、こんな夢を見ました。
夜の波止場で大勢の人と一緒にいる。
すると向こうのほうの海岸が金色に光り輝いている。
海岸に大きな菩薩がいて、海面からゆっくり顔を覗かせた。
体から発する光で、海底が照らされてとても綺麗だ。
菩薩が手に持った宝玉をゆっくり持ち上げる。
その宝玉に触れると子宝に恵まれることを私はなぜか知っている。
私は必死になって「男の子を二人!」などと思いながら宝玉に取りすがる。
こんな感じの夢でした。
もし私が中世の人間だったら、夢を仏の御神託と考え寄付を募ってお寺を建立し、子宝に恵まれない人がたくさん訪れるようになる、そんなありがたい夢でした。
私はべつに子供が欲しくて仕方ないわけではないのにこのような夢を見る不思議。
それとも、意識の底にある「焦り」のようなものがこのような夢を見させたのだろうか…。
ところで私はいかなる宗教団体にも属していないので、あしからず…。