お湯掛け論
私はサウナが大好きなのですが、そんなサウナに欠かせないもの、それが水風呂です。
己の限界まで体を熱した後、水風呂に浸かりクールダウンする…絵を描くこと以外に生き甲斐がない私にとっては大切な一時です。
しかし、そんな至福の時間を台無しにする無頼の輩がいるのです。それは水風呂に入る前に掛け湯をしない人の存在です。
水風呂に入る前に汗や汚れを流すのはサウナを嗜むものにとっての最低限のマナー。それを平気で無視する人がたくさんいることに驚きを隠せません。
掛け湯をしない…、それは土足で人の家に上がりこむようなものであり、「羊たちの沈黙」のレクター博士との会食にTシャツで訪れるようなものです。つまり大変無礼なことなのです。
もし、将来、私の娘が結婚することになった場合、私はその相手の男とサウナに行きます。そこで彼がきちんと掛け湯をするならば良し、掛け湯をしないようであれば結婚の話は無かったことにして貰います。
マナーが紳士を作るのです。
まずは結婚相手から探さないといけませんが…。
ところで久しぶりに「羊たちの沈黙」を見ると、アンソニー・ホプキンスの若さに驚かされますね。