読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

キューライス。

1985年生まれの男。漫画、イラスト、アニメーションなどを描きます。ご質問、ご依頼はこちらのアドレスにどうぞqraisqrais@gmail.com。       キューライス制作の短編アニメーション「鴨が好き」公開中https://www.youtube.com/watch?v=48-RA4BNXVc

食べたい映画「イングロリアス・バスターズ」のアプフェル・シュトルーデル

2009年公開のクエンティン・タランティーノ監督作品。第二次大戦時のナチス占領下のフランスを舞台に、ヒトラー暗殺を企てるユダヤ人女性と、ユダヤ系アメリカ人の特殊部隊の戦いを描いた映画、タランティーノ最大のヒット作となった作品。

f:id:q-rais:20151023181626j:plain

なんといってもこの映画の見所はクリストフ・ヴァルツ演じるハンス・ランダ大佐、鋭い洞察力とサディスティックなまでの残虐性を備えた人物で、この映画の印象は殆どこの人物の印象であるようにすら感じてしまう。

ダークナイト」然り、素晴らしい悪役は時々、映画全部を持って行ってしまうアカデミー賞助演男優賞受賞も頷ける話です。

f:id:q-rais:20151023181653j:plain

そのせいか大スターブラット・ピットの影が非常に薄くなっている…。下手くそなイタリア語でハンス大佐と対峙するシーンは大好きだが。

 

ところでこの映画には非常に美味しそうなスイーツが登場する。それが今回の食べたい映画「アプフェル・シュトルーデル」です。

f:id:q-rais:20151023181721j:plain

ナチス御用達の高級レストランにて、ハンス大佐がかつて自分自信の手によって、皆殺しにしたユダヤ人家族の生き残りである少女ショシャナに振る舞うのがこのお菓子。「ここのシュトルーデルは美味しいよ」笑顔で勧め、たっぷりの生クリームを追加注文してから食する。

これが非常に美味しそうなのだ。一口食べた時のショシャナの「うまっ!」な表情がすべてを物語っている。憎い宿敵と相対するときでも美味しいお菓子は、やっぱり美味しいのだ。

シュトルーデルとはドイツ、オーストラリアの伝統菓子だそうで「渦巻き状のパイ」の意らしい。アップルパイのようなものだろうか…、ああ、食べたい。

 

ところで、そんな美味しいお菓子にハンス大佐はタバコを押し付けて去っていきます、さっきまで褒め称えていた物に対して、手のひらを返すような行動、笑顔の裏に潜むハンス大佐の凶暴性を表す名シーンだと思います。